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ストレスフリーで生きていくのは難しい

朝霧の巫女1巻から最終巻まで一気に読みました。感無量。読んでから随分時間が経ちましたがそれでもまだ自分の中に何か残ってる、まるで残尿感のよう(例え酷い)
読んだ当日も次の日もその次の日も涙が止まらず夜布団に入っても思い出しては涙が止まらなかった。
軽い気持ちで読んだら怪我しますぜこれ(正に私)
っていうか既読の4巻までと未読の5巻以降はまるで別漫画なんすけど。どういうこと。重!激重!
特に5巻から8巻!この漫画から発せられる強い感情の渦といったらね、ぐるぐる回されちゃうよ。
8巻までの盛り上がりがハンパなかったので最終巻の9巻は若干尻すぼみ感ありましたが、最後なんて予定調和でいいんだよ!と思えるよ。上手く纏めて下さったので本当にお疲れ様でしたと言いたい。
作者様の魂の気迫を感じる一品。この漫画を書くにあたって命削ってそうな気がしてならない。
今までは人を選ばない漫画だと思ってたけど読み切った今声を大にして主張したい。
確実に人を選ぶ漫画です。
セリフまわしも独特だし難解な単語も出てくるので読みにくいと思う。イミフな言葉は雰囲気で乗り切りましたがはっきりさせたくてググること多々。そして何より物語自体が難しいし記紀関連知らないと間違いなく迷子になります。私、弄るのは大好きでも考察するのは大の苦手なので、1から10まで解説してもらわないとわからない。誰か本出して。他力本願しか道がないとか読解力の無さが悔やまれる。

この漫画のテーマは「結びつき」かな??度々結ぶを表わす言葉が出てくる。舫いとか産霊びとか。
ざっくり言うとたぶん「愛の物語」なんだろう(アバウトすぎ)様々な愛の形が出てきます。
ただ愛の物語というとキラキラウフフな美しいイメージを浮かべるけどもそれとは全く全く違います。
意図的になんでしょうが多用されている闇(陰)を表わす黒がいつしかその愛とイコールになっていき、少しずつ自分の中に溜まっていって心の中真っ黒にさせられた感。登場人物達の感情にあてられてしまって自分の中で処理出来ずエラー起こしてしまいました。
でも「愛」と言うよりは「執着の物語」?「執着から解放される物語」?と言った方がいいような気も・・・
難しい。執着とはいかなるものか考えるとまとまらなくて誰か(ry
執着は愛だけに生じるものではないし、物や憎悪している対象にも生じるものですよね。アンチさん達の執着具合とか嫌悪を通り越して尊敬するほどすげぇと思うこともある。
だから、欲求あるところに執着あり?とかそんな感じなんでしょうか。愛に欲求はつきものだから当然執着も愛にはつきもの。無償の愛なんてものは幻想だし、信じてないしィ(笑)
相手に愛してもらいたい、傍にいたい、行動を把握したい、必要とされたい・・等々。そういう欲求が相手に拒否された場合満たされず諦めきれずに相手に固執執着してしまうのは良くあること。いわゆるヤンデレ。
執着って相手の気持ちガン無視な自分本位なものです。でもそれで夢や幸せ掴むこともあるので悪いことだと言い切れないけども、大体周囲に迷惑を掛けることが多いし本人も苦悩してたりする。
執着が無かったらきっと人生楽に生きられるのにとも思います。薄い人生かもしれませんがストレスフリーで長生き出来そう。叶うことのない対象に執着してないフリをしても隠さず突き進んでも満たされることがないから辛いと思う。更にそこから色んな負の感情が派生してきて追い込まれていくのも辛い。
一部の登場人物達はこの執着を過剰に抱えてるので読んでいて痛々しく、若干、怖い。


漫画の粗筋は神代復古を願う物の怪と抗う人が戦争に至るまでのアレコレとその結果と言ったところ。
(エヴァに似てると言われてますが頷ける部分も少しある)主人公はある力を持っていて双方にとってキーになっている為狙われて巻き込まれていく・・感じでしょうか。ネタバレ無しでは間違ってない!・・・と思う。それに付随して生まれる様々な感情の渦を堪能すれば良し。
伏線も大体回収されてるし、細部まで丁寧に深く作りこまれた作品だと思います。
それは表紙にも表れてて気付いた時に少し感動した。表紙の背景は全部同じ場所なんですが巻が進むごとに時間と天気が変わっていくのが内容とリンクしてるようですげぇ。巻数も計算してたのかな?
個人的特に5巻の黄昏時が好き。漫画中では時間については明言されてないけど、学校帰り、四つ辻、物の怪とくれば黄昏時だと思うし、表紙の美麗な黄金色と中身のえぐさがちぐはぐで良い、凄い好き。5巻は中身も衝撃的で好きだ泣いた。


追記から感想書いてます。




★スサノオについて
いやぁ、日本人はスサノオ好きだなと。いやいやいや、かくいうあたしも例に漏れず好きですYO!
スサノオのヒーロー性はハンパネェッスもんね。颯爽と現れて蛇退治(この蛇も8つの頭持ってしっぽに剣があるとかロマンだわ)してくれちゃうんだもん。美人の嫁さんも手に入れちゃうし、神様だし、スペック高いし、憧れますよね。個人的スサノオっていわゆるギャップ萌えだと思うんですよ。幼児のような駄々っ子の面もあれば英雄的面も備えてる。何なの、アナタ本当はどんな奴なのよ、と妄想を煽るというか。実際は大人の事情でそうなってしまったのでしょうがそれが後世、こんなに魅力的に映るんなんて作者も思ってなかったんじゃないでしょうか。
この漫画の中のスサノオは英雄面ではなく幼児面を取っていて、母親を恋しがるスサノオです。力をもった幼児的思考の持ち主ってやばいよ、手に負えない。どこまでも子供であるがゆえ周囲の気持ちを慮れないない残酷さ。ただ幼い故に願いは純粋だなと思います。母親から引き裂かれた幼児が母親に会いたいと願うのは当然だし、美しい根の国が好きだから何とかしたいと思うのもとても純粋だと思う。それが叶わなくて常に癇癪を起こしてイライラして泣いてるのは幼児と見なせばかわいそうでもあった。子供が泣いて癇癪を起こされたら付き合う周りは勘弁して欲しいって思いますけど(乱裁頑張れ)癇癪起こしてる本人も辛いんですよね、アレ。これからは陛下の中で執着を手放し安眠出来るだろうと思うと、怒りから解放されて良かったねとも思います。

★こまさんについて
朝霧の巫女=黒の印象になったのは間違いなくこまさん(と菊理)のせい。
女性(メス?)、母親、人外と色んな顔を持つ彼女はそれらが複雑に絡み合ってがじがらめになってる気がする。物の怪だし、人間の醜い心を映し出す鏡だと言ってるから彼女があらゆる妄執に憑りつかれるのはやむを得ないんだろう。私自身も母親だし彼女が息子に対して思う気持ち、何が何でも守りたいって気持ちは非常に共感出来る。
でも彼女の執着の起点は忠明という人間で、忠明と繋がったという証が忠寿であって、それを実感する為に忠寿が存在していることが最重要であった感じがした息子の結婚後。嫁姑問題ってやつです(違)息子に自分以外に心を通わす存在が出来てこまさんの孤独が深くなった?自分の愛する人以外の人間を受け入れられなかった?誰しも普通に生きてくればこまさんのような孤独を感じたことがあるだろうから読者目線で共感を呼びやすい存在だろうと思う。それにしても結実さんへの憎悪が凄いよ(笑)
例の事件、スサノオの制止を聞かず息子と自分は繋がっていると信じて息子を無理矢理取り戻したら・・・。忠寿との舫いは解かれているという事実を彼の死を持って思い知らされるなんて残酷すぎる。
こまさんが女性として愛して執着しているのは忠明、母親として愛して執着しているのは忠寿、人非ざる物として執着して愛しているのは帰る家(場所)ただ、これらすべてを息子に求めてしまった為に息子は重荷に感じてしまったのかなぁと。忠明との証として息子として安心出来る場所として求めてしまったから。そりゃ息子も重くてやんなりますよ。しかも二重の禁忌を犯した上で生まれた子ですよね、忠寿って。私、忠明とこまさんが同意の上でのことかと思ってたんですが、5巻を見るにあの・・・こまさんってば死んだ忠明ともにょもにょして忠寿が出来ちゃったでOK?(驚)その事実を知ってもあんな姿に成り果てても彼の最期の言葉がこまさんへの恨み言ではなく彼女を気遣う優しい言葉だったことに涙が止まらなくて思い出すだけでも涙ノンストップ。
こまさんのエゴで作られてこまさんのエゴで死んじゃったのに優しすぎるぜ忠寿さん。
このこと全ての元凶は忠明じゃないのかと。一度誰かと繋がる暖かさ楽しさを知ってしまったら孤独に戻るのは誰だって嫌だ、不用意に優しくするもんじゃない。寿命の差という抗えない現実があって最後まで面倒見られないならペットは絶対飼っちゃいかんよ。ただそれ言ったら何も始まらないけど。
最終巻で愛した人達と一緒にいるこまさんはとても幸せそうで苦しい思いから解放されていればいいなと思いました。

★結実さんについて 
姑にいびられた気の毒な嫁(違)こまさんの反対側にいる人。あんな目にあえば怖くて忠尋と向き合えない気持ちはわかる。でも忠尋の孤独もわかる、かわいそうだ。愛しすぎても愛されなさすぎてもイカンちゅうことだね。でも普通が一番難しいのよ。これから、これから!遅すぎることはないと信じたい。
結実さんについては情報が少なすぎてわからないところも多々。忠寿を裏切ってたというのはどうゆうこと?平田さん関連なのかな。寝取れば良かったとこまさん言ってるし、平田さんが好きだったとか??よくわからない。最後2人で馬乗ってるし、そういうことでいいのだろうか。

★乱裁と菊理について  
菊理はね・・・、めちゃ怖いです。大人しそうなカワイイ顔して抱えている感情の激しさに恐怖を覚えました。特に7巻と最終巻。正直リアルでは友達になりたくないというかあまりお近づきになりたくないタイプ。でも二次元では好きだ。ある意味羨ましいほど自分の欲望に忠実で憧れる。
こまさんと違って全く共感出来ないのは彼女が自分の行為を悔いることがないからなんですよね。
兄の傍にいる為なら何やるにもためらいなしだし、彼女が苦悩することは唯一つ、どうすれば永遠に兄の傍にいられるかのみ。いやぁ清々しいほどの自己中、ヤンデレで美しいよ。そこに兄の気持ちはどうだとか全然考えないからね、すげぇわ。実は最後乱裁も離れらてホッとしてるんじゃ
菊理の何が凄いってスサオノをとの契約を兄と自分を縛る手段として利用したってことだと思います。兄を愛してた菊理は女として傍にいられないのを非常に辛く感じていたわけで、この契約は兄を手に入れる絶好のチャーンスだったわけですよ。だって全巻読んだって菊理からスサノオへの忠誠は微塵も感じられないからねwwwwwでも兄さんは(菊理の為かもしれんが)躊躇してたぜ、契約すること。
何度転生しても乱裁を愛する気持ちだけは消えないように自分に呪いをかけたようにも見えるほどの兄への執着。それは男と偽って生きていかざるを得なかったから自分の中の女性を殺して兄への恋心も殺して色々抑えて来たから反動でああなっちゃったのか。
学園パートは最終巻最後の菊理の為だけにあったのかも。学校の皆との交流が記憶無かった時だから最後彼女は受け入れることが出来たのかも。記憶があった時の菊理なら兄の言葉以外に耳をかさなそうだし。兄の傍にいたいだけと泣き続ける菊理に涙したものの若干の恐怖も感じてしまう。
それに比べて乱裁はストイック。最後まで信念貫き通すいい男すぎてこれは惚れる攻略させてくれ(笑)
乱裁は苦労人だよなぁ。スサノオの怒りのはけ口としていつも怒られてばっかりだし妹にはうざく執着されるしでストレスマックスだったんじゃないかと思ったり。
でも仮面をつけて表情が読めないから乱裁の気持ちがわからない。これは上手いなぁと思う。
随所に菊理を気遣う描写は出てくるけど兄としてなのか男としてなのか、たぶん男としてだと思うんだけど読めないよ。どうなの乱裁ィィィィ!!最後キスしてあの見開き笑顔は反則だってばよ!!!!!!これまた涙ノンストップゥゥゥゥウゥ!!!最初は忠尋と腐った方向になるのかと本気で思ってたのにィ!どういうこと!(笑)この2人の結末は大好物過ぎて参った。こういう乙ゲー出ないかな、大ブーイングだろうけど。


★陛下について
へいかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
鉄拳はやみませんって15歳の可憐な娘っ子が言う言葉じゃないしィィィ!!!!!
最終巻は陛下の為にありますね(ニコ
正直若陛下は萌えを狙ったキャラだと思ってたんです。何故に陛下を若いおなごにする必要性あるんかいなと。雛人形、穢れを受ける巫女的要素を持たせたかった、そして最後のスサノオを救済をやりたかった為に若い娘さん、生娘じゃなきゃいかんかったんだと思い至って、安易に「ハイハイ萌えキャラね!」と思ってた自分を殴りたい。
でも若い娘さんにはかなり辛い設定ですよォ!お舟入り=死ぬことを受け入れてかつ人類の幸せを願い、敵であるスサノオも救った陛下の懐の深さにグっときたけどまだまだ人生これからなのに穢れを払うためにさすらい続けるなんて酷だよォ(涙)そして普通に母を慕う小さな子供がどんな葛藤を経てここまできたのかもっと見たかった。それぐらい陛下は使命にひたむきで自分の死について達観してたからなぁ。
しかし船における斉藤さんの存在感パネェ。あのおっさん大好きです。あれだけの存在感があればきっと陛下も寂しくない。腐ったカプ厨としては最後乱裁とのフラグが立ったと信じてる。


★忠尋と柚子について
主役のヘタレ具体とヒロイン柚子の空気感ハンパ無いwwwwwwwwwwwww
周囲が濃すぎるのがいけないと思うんだ(特にこまさんとかこまさんとかこまさんとか菊理とか)
一応彼ら主軸の話にも関わらずこの空気感はないよwwwwwwwww
2人の恋愛がピュアピュアだから他の濃ゆい愛情に負けてしまった結果ですね。
でも大好きです、同い年カプ!3巻4巻の萌えがあったからこそここまで待ち続けられたと言っても過言ではない。尋は素っ気なくしてるけどチラッチラッと柚子が気になってる、大事にしてるの見えて萌えずにはいられない。
この2人が好き合うのも皆計算の上だったんだろうか。柚子はぼっちの尋をほっとけなさそうだし、尋もそんな柚子に惹かれずにはいられないだろうし。そうだったら酷いことだけど、尋の孤独を救ってくれたのは間違いないし母親として結実さんがそこまで考えてくれたんだったらいいなと思ってしまったり。
尋も柚子が死んでまた会えるなら世界どうなってもいいわぁな程度には柚子に執着してるのがみえて萌え。あそこで踏みとどまっても萌えたけど、まだ10代そこらでそんなに達観出来ないよ陛下みたいに。朝霧の約束が2人を繋いでいたがゆえの奇跡。正直ここら辺の2人のやり取り萌えるんですが、その後全て陛下に持ってかれたので印象薄いというか(笑)でも良かったねと言いたい(一応フォロー)
何でこの2人をいとこ、血縁関係にしたんかなーって思ってたんです。別に他人設定でも全く無問題。でも最後の矛による国生みをやりたかったからなんだなって納得。国生み話は近親相姦、主に兄妹でって相場が決まってるから。ガチ兄妹だと色々問題あるから法律的に結婚出来るいとこ設定になったんだろうなぁ。



いやいやいや、本当に本当に無事終わって良かったです。良い物語をありがとうございました!
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Author:スイ
隠れオタ主婦がゲーム(主に乙女ゲーム)
や漫画について語ってます。

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